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「紙は偉大だ!!!」 自己紹介にかえて

文責;歪谷

学祭企画で、普段なかなか顔を突き合わせることのできない多くの読者たちと交流する機会が持てるのではないか、ということで私たち編集部員も楽しみにしているところではありますが、初めてこのサークルに気が付いた人たちのためにも、今一度自己紹介をしておこうかと思っとります。

 私たちは、月に一回「プロパガンダーラ」というミニコミ誌を発行しています。A・B・C棟の掲示板にあるので、みんな持っていって読んでね。毎号四つか五つの文章が載る、という感じですが、内容の濃さで勝負!という感じで毎月無い知恵を絞って文章を書いていると、それなりに満足の行くものは出来ていると感じてしまいます。またそれだけに限らず、「新歓コンパ大学ゲリラリパッパ」や「デスクのダンス教室」など、積極的に外部に出て行く、「机上の空論くそ食らえ!」を地で行く活動を目指しており、この学祭での展示もそのような活動の一環でございます、ハイ。ちなみにミニコミ名はインパクト勝負で決めたので、深い意味はありません。

 このミニコミ誌を作るにあたって、現編集部は二つのことを目標に掲げました。と書くと堅苦しくなっちゃいますが、基本的な文章を書くにあたって、発行するにあたっての基本的心構えとでもいったものであります。それは「表現の自由にはこだわる」ことと、「自らの主観を全面に出す」ということの二つであります。

 「表現の自由」なんてまたまた堅苦しい言葉になってしまいますが、ようは「書きたい事を書けるし、それが出来る場としてミニコミを発行していく。それを妨げるようなモノ(者・物)とはケンカしてやろうではないですか!」ということです。最近「メディア規制三法案」と呼ばれる法律が通ったり、表現の場としての路上解放を目指して東京で行われている「ストリートレイブ」でも人が逮捕されたりと、そういった表現活動の場は狭められていく傾向にあるだろうと私たちは考えています。そういった状況だからこそ、表現の自由ということにはこだわっていきたいのです。使い古されているとは分かっていても。

 次に「主観」についてですが、これはなかなか難しいなあと思いますが、とりあえずは「アイツってチョー主観的でぇ、ウザったくナーイ?」という意味での主観ではありません。ここでは「わがまま」「自己中心的」という言葉をカッコつけて言っているだけです。主観の対義語は「客観」です。最近は「客観的」であることがすばらしいことである、という風潮でございます。みなさんは「主観的」と聞いて簡単に想像するのは新興宗教の類であると思います。逆に「客観的」と聞いて簡単に想像するのは「マスコミ、新聞」といったものではないでしょうか。ここで私たちが考えるのは、マスコミ・新聞が本当に客観的かどうか、ということです。彼らにはスポンサー・お金という縛りがいつも付いています。読売がナベツネを批判できないのがいい例です。そのようなものが客観的であるとは全く思えません。「客観的な人」というのも所詮は「新聞で得た知識をひけらかす人」のレベルを越えないと思います。そのような「マスコミ・新聞」には成り下がりたくない、ということからあえて「主観的ミニコミ」という言葉を対義語として使っているのであります。

 さて、ここで「主観的で自由に表現しまくっている人」の例を出してみましょう。そうです、彼です。石原チン太郎君です。彼は主観的にいいたい放題ですな。しかし彼と私たちには決定的な違いがあります。それは端的に「人との交流を求めているか否か」と言い切ってしまいましょう。外国人は嫌いで、それを助ける人の家には銃弾が打ち込まれても当然だと言い・・・数えればきりが無いのでやめますが、そんな主観が長続きするわけは無いと思います。私たちの主観は、人と交流したり、批判されたり、そんな中から培われていきたいと考えています。

 それにしてもアレですね、こんなデジタルの時代にこんなアナログな出版をしても、意外に反応があったりするのが楽しいなあと思います。紙が表現手段に使われだしてもう何千年も経つのでしょうけど、いまだにそれだけの力を持っている、やっぱ本物は生き残る、ってことですかねえ。ということでみなさんもたまには身近にある「紙メディア」を見直してみて、一緒に叫んでみましょう。「紙は偉大ナリ!!!」